WG報告

特別企画

次期大学基幹・協働キュレーション環境WG

 

目的
 次期大学基幹ソリューションのアプローチの一つとして、協働的な教育・研究環境を提供するための協働キュレーション環境を構築し、そのサービスを本WG の管理のもとに試行的にオープンする。
このWG 活動によって、協働キュレーション環境の普及における問題点を明らかにし、あらゆる教育・研究にかかわる活動が大学や組織を超えて協働する世界を拓く可能性を検証する。
実施期間
2020年7月~2022年6月

 

富士通製の協働的な教育・研究環境を提供する「キュレーションシステム」を用いて、3大学での授業利用をはじめとして、学校事務部門での情報共有、テーマを決めて情報をまとめるなど、さまざまな利活用を試みました。教育の場面での活用については、これまでアクティブラーニングという言葉の中に込められている「主体的・対話的で深い学び」を具体的に可能とする仕組みであることも確認できたのではないかと思いました。この仕組みを利用することで、OER素材を保管する『デジタルコンテナー(電子図書館)』の構築も可能となり、それを利用した新たな教育コンテンツの創造、更にはこれらをオンラインでいつでもどこからでも受講できる仕組みとの連携で「学びの場」が激変する可能性を秘めているのです。つまり学校という形に捉われない新たな「学びの場」を構築することができる可能性があると言えます。