IS研の活動と目的
国公立大学情報システム研究会(Academic Information Systems Researchusers group)略称:IS研は、
大学の情報システムと情報サービス機能に関する開発、研究活動会員相互の啓発、親睦と論文誌「大学情報システム環境研究」の発刊を主な活動とする研究会です。
その発祥は、1991年11月に遡り、西日本を中心とした4大学が中心となって発足し、1993年3月には全国組織として、国公立大学21大学により、総会を開催いたしました。
発足当初は、情報センターの教職員が中心になって、情報センターの管理・運営などに資する情報交換を行うことを目的として「国公立大学センター情報システム研究会」と称していましたが、大学における情報システムの利用分野やシステムの提供者・利用者などのステークホルダーの広がりにより、センターだけで無く、大学の情報システム全般について幅広い議論ができる場が必要とされてきました。
そのため、2011年には名称と会則を見直し、名称から「センター」という言葉を外す事により、大学の情報システム全般について、幅広い議論ができる場として発展してきました。
その後、2019年度までに総会は28回を数え、参加機関は31大学を数えます。
また、年に一度の論文誌の発行に加え、各地域ブロックにおける会議を開催し、情報交換、相互啓発を行っております。
また、論文誌の発行も2019年度までにvol.23を発行するに至りました。
IS研では,センターの管理・運営などに資する内容を報告することで相互の情報共有を円滑に行うことを目的として、論文誌「大学情報システム環境研究」を年に1回発行しています。
論文誌に投稿するには、事前に各地区ブロックの研究会で発表するか、年に1回の総会で発表することが条件となっており、また、掲載する論文などについては、情報処理センターの関係者の日頃の活動がなかなか権威ある学術雑誌に論文として採録されにくい現状を踏まえ、学会と同レベルの査読を行っています。