2015年度
1.活動方針
新入生の質、在校生の質、卒業生の質、この「質」の向上に資するものは「大学の根幹をなす“授業”の品質」ではないでしょうか。同じ大学の同じ科目名の授業であっても、学生の学力に大差が生じてしまうということはよくある話です。
そこで第一分科会では教育の「質」の向上を実現するために様々な大学が盛んに取り組んでいる「アクティブラーニング」について先進的な大学の取組みや導入事例から学びます。そして「何を教えたのか」ではなく「何ができるようになったのか」といった教育の本質について会員の皆様と共に大いに議論できたらと考えています。
- 新しい大学教育のかたちを提案する各種ツールの紹介や導入事例
- 日本に入ってきて間もない新しい価値を発想する先進的な授業形態の取組み
- グループ学習を取り入れた様々な工夫ある教育プログラム
グローバル人材育成のための能動的な学びの場を実現する授業 など
2.活動テーマ
「聞くだけの授業は終わり?」
-深化する大学授業に学ぶ-
基本的にはアクティブラーニングにつながるテーマを中心として、学生の主体的・能動的な学びを引き出す『深化する大学教育』に学ぶ分科会を以下のテーマごとに実施いたします。
- LMS(大学教育をサポートするクラウドベースのツールを紹介)
- 反転授業(学生主体のアクティブな対面授業を紹介)
協働学習・アクティブラーニング(タブレット用授業支援アプリを活用した授業を紹介) - 教職協働(FDにおける教職協働の教学マネジメント支援について紹介)
- PBL(ハイブリッドPBLを導入した授業の現状と効果を紹介)
- グローバル
3.活動概要
2015年度は合同研修会を含め、年間5回の分科会を開催いたします。また参加者の皆様のヒューマンネットワークの構築がスムースに進むようアイスブレイクやワールド・カフェ形式の意見交換、そして実際の教育の現場をみていただける授業見学などを積極的に取り入れた分科会を開催できたらと考えています。
各回で内容は異なりますが、およそ以下の項目で構成
- 講演、授業見学、意見交換会、ワークショップ、アイスブレイク、参加体験型学習
- 最新ソリューション紹介、見学会、情報交換会
- メーリングリストやtwitter、Facebookを活用した積極的な情報交換