2014年度
1.活動方針
2018年以降、18歳人口の更なる減少が予想され、我々が置かれている環境は益々厳しくなってくると見込まれます。必然的に職場環境が変化していき、既成概念に囚われない、今までとは異なる新たな手法や業務フロー構築が、大学職員として求められていくのではないでしょうか。
昨年度の第二分科会では、業務改善を阻害する要因や、業務改善に必要な条件を学ぶことができたとともに、具体的に実践されている事例をご紹介いただきました。
本年度は、大きな、そして多くの困難を打破し、業務改善を「実践」していくためのより具体的な方法論を取り上げ、それぞれの職場で「イノベーション」を起こしていけるよう、年間の分科会活動を通して考えていきます。
また、初等・中等教育機関でも盛んに行われ始めたアクティブ・ラーニングですが、大学の学習環境においてその効果を最大限引き上げるため、どのようにICTを活用し、どのような学習環境を提供すべきか。事例紹介や施設見学等を通して模索していきます。
2.活動テーマ
「キャンパスの明日をつくるために、今大学職員にできること」
-業務改善の主役になる!-
- 業務改善・・・業務改善を実践するための方法、手法について
- ラーニングコモンズ・・・アクティブ・ラーニングの効果を最大化する学習環境について
- IR(Institutional Research)・・・大学職員としての係り方について
- ポートフォリオ・・・先駆的なポートフォリオの活用方法、手法について
3.活動概要
以下の内容を基本として活動を行う。
討議については、討議内容や会場の環境を勘案し、随時、グループ討議やワールド・カフェを取り入れ、討議の充実化を図る。
- 全体会
- CS研及び分科会全体に関わる共通の情報を提供
- 討 議
- 活動テーマに沿った討議、研究活動
- 事例紹介
- CS研会員校や分科会会場校の取り組みやシステム導入事例等の紹介
- 施設見学
- 分科会会場校のキャンパス及び施設を見学
- ソリューション紹介
- 最新技術やソリューションの紹介、デモやSEレクチャー等