2015年度
1.活動方針
グローバル社会において、社会に求められる人材を輩出するため、各大学では構造改革や教育改革を進めています。「自大学の国際競争力を高める」「世界に通用する研究や教育を実践する」「多くの留学生を派遣・受け入れる」等、大学のグローバル化への取り組みは、多岐に亘っております。
また、大学進学率が50%を超え、大学のユニバーサル化時代に突入し、より多様な学生が集う場となりました。学生一人ひとりの「違い」を尊重しながら、大学全体で「多様性」を享受し、教育や学生の成長に活かす取り組みも活発になっています。
今年度の第二分科会は、活動テーマを「グローバル化とダイバーシティ(多様性)の推進へ!-グローバル人材の育成と多様な学生が集う大学の役割を考える-」とし、大学における「グローバル化」をいま一度整理するとともに、グローバル大学として先駆的な取り組みを実践されている事例や、教育・事務システムのグローバル化対応等について研究を進めてまいります。また、ダイバーシティ(多様性)については、障がい学生の支援について注目し、学修・学生生活支援の内容や体制の充実を研究してまいります。
なお、過去2年間の活動で「業務改善の手法」について学んでまいりましたが、業務改善を実践する際に必要不可欠なスキルとして「プレゼンテーションスキル」を取り上げ、大学教職員としてのスキルアップを目指してまいります。
2.活動テーマ
「グローバル化とダイバーシティ(多様性)の推進へ!」
-グローバル人材の育成と多様な学生が集う大学の役割を考える-
- グローバル
グローバル社会が求める大学の役割について
グローバル大学として先駆的な取り組みについて
教育・事務システムのグローバル化対応について - ダイバーシティ(多様性)
大学のユニバーサル化時代について
多様性の享受、多様な学生が集う大学の役割について
障がい学生の支援について - スキルアップ研修
プレゼンテーションスキルについて
3.活動概要
以下の内容を基本として活動する。
- 全体会
- CS研及び分科会全体に関わる共通の情報を提供
- 討 議
- 活動テーマに沿った討議、グループ討議、ワールド・カフェ、研究活動
- 事例紹介
- CS研会員校や分科会会場校、企業等の取り組みやシステム導入事例等の紹介
- 施設見学
- 分科会会場のキャンパス及び施設を見学
- ソリューション紹介
- 最新技術やソリューションの紹介、デモやSEレクチャー等