2020年度

活動テーマ

「みんなで育てる理想の⼤学図書館」
〜CS研⼤学における学術情報⽀援部門の追求〜

活動方針

図書館分科会では、普段目にすることがない他大学図書館のガイダンスに触れる企画や、⾃館の状況を理解し改善する企画の実施を計画しています。
新たな気付きや取り組みにより、⾃館の業務・活動を理解し、CS研大学(CS研が想定する大学)の学術情報支援部門として学習支援、研究支援さらに大学業務への情報提供など大学全体への貢献につながる活動を目指します。

活動概要

前年度までの参加者アンケートなどでは図書館に限定したテーマの希望が多い⼀⽅で、⼤学内で進む他分野に関するテーマの希望も散⾒されました。そのため、今年度の図書館分科会では図書館内のテーマに視点を置きつつ、働き方改革や大学IRといった他のテーマと組み合わせることといたします。これにより、会員各位が図書館の業務や状況を理解し、学術情報⽀援部門として、より理想に近づけることを目指します。
分科会各回の活動テーマは以下とし、事例紹介やグループディスカッションを中⼼として、スキルアップとヒューマンネットワークの構築を推進します。

  • 「図書館のデータで活用を可視化する」〜IRの視点を取り入れてみる〜
  • 「図書館での働き方改革」〜AIやRPAの事例とともに考える〜
  • 「ガイダンスから⾒えてくる図書館サービス」〜今から備える来年度のガイダンス〜

なお、2019年度は分科会のメインテーマとした「CAT2020」は、国⽴情報学研究所による仕様変更が2020年6⽉に実施され実⾏段階となるため、必要に応じて移⾏状況や障害対応などを富士通㈱から報告する形といたします。

分科会の開催場所について

・安定したネットワーク環境を利⽤できる場所とする大学図書館では、業務委託(アウトソーシング)進んでおり多くの大学で導入され、現場業務を委託業者のスタッフが担当しているケースが多い。図書館分科会の参加者となりうる職員が委託業者のスタッフであ ることも多く、その場合契約関係や出張の問題から積極的な参加が望めず、結果的に参加人数が少なくなる現状がある。
この課題を解決するために、2019年度第2回分科会「CAT2020における大学図書館への影響」でWebEXによるネット配信を心試みたところ、50名を超えるネット参加者を集めることができた。
これを受けて、図書館分科会の分科会企画は、原則としてネット配信を並⾏して⾏うこととしたい。これまでは、開催場所となる⼤学図書館の⾒学を優先して検討していたが、今後は安定したネットワーク環境が利⽤できる場所とし、大学に拘らず富士通㈱の施設も含めて検討していくこととする。

 

2020年度事業計画案(PDF:185KB)